日経平均をチャート分析(05/24~05/28)

みなさん、こんにちは!株が大好き!横山利香です♪

東京や大阪をはじめワクチンの大規模接種が続々と始まるようですね。スポーツ女子の私は、オリンピックをやることにまったく反対ではないのです・・・それに、オリンピックが東京でできるなら「なんなら緊急事態宣言もやめろー」とも思ってます。今週に至っても、いまだ私の周りは感染者がゼロですから・・・自粛生活の必要性が感じられないのですよね。いろいろ思うところはありますが、「ワクチン接種を早く進めてください!」というところです。

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日経平均株価の動向を考えてみましょう。

ダブルトップの天井打ちから5月13日に2万7385円まで値下がりし、およそ10%ほど下落しました。足元は下げ止まり、リバウンド上昇に転じています。

米国の株式市場は長期金利に一喜一憂する神経質な動きが続いています。ドル円相場も、長期金利に連動する動きが続いています。仮想通貨も

下落が続いています。

 

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

 

売られすぎの水準まで下落してきたこともあり、足元は下げ止まり、リバウンド上昇に転じています。ただ、信用評価損益率を見ると、まったく悲壮感のない数字です。日銀の買入基準が変更になり、買入が行われなくなったことでボラティリティが上がり、久しぶりの買い場となったようです。下げ止まりだと判断するには厳しい状況です。

とはいえ、ネックラインを割り込み、2月の高値3万0714円と3月の高値3万0485円でダブルトップのチャートパターンを形成しましたから、悲壮感のなさを見ると、すぐに上昇トレンドに戻るということは考えにくいのではないかと思います。ただ、今週に入ってからは業績が好調な銘柄が買われるなど銘柄物色に変化も出てきました。少し風向きが変わってきたかもしれません。

さらに、気になることもあります。米国のバイデン政権が中国に対して人権問題で強い対応をとっていることです。これを受けて、ユニクロのシャツ輸入を差し止める報道も聞かれるようになっています。ファーストリテイリング<9983>は日経平均株価に最も寄与度が高い銘柄ですから

今後の株価動向次第では日経平均株価の動きに影響を与えかねません。米国の中国への対応、そしてこの影響を受ける日本企業がどういった対応を取るのかそして、業績への影響があるのか注目しておきたいところです。

なお、大規模会場でのワクチン接種がいよいよ来週になりました。ワクチン接種相場はある程度織り込んでいる可能性もあるでしょう。当面は逆張り戦略の短期売買を徹底したほうがよいでしょう。

 

★日経平均・マザーズYouTubeチャート解説動画↓

https://yokoyamarika.com/mail_con/r/c/UgLK/hDdy/QLDXT/

短期的な目標株価は

上値は2万9,200円

下値は2万7,500円

それぞれプラスマイナス150円とします。

 

マザーズ指数は昨年秋からのレンジ下限を割り込み、レンジを下に切り下げました。ただ、日経平均とは異なり売られ過ぎたことで、悲壮感が高まりました。1050ポイントを割りこみ、5月17日に1040ポイントまで下落したところで下げ止まりました。以降はリバウンド上昇が継続しています。レンジを切り下げてしまいましたので、当面はもみあいでの動きが続く可能性が考えられます。そのため、しばらくはリバウンド上昇狙いの短期売買、逆張りの戦略でよいでしょう。

 

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